全国高校駅伝(12月25日、京都)の予選を兼ねた全道高校駅伝が9日、網走スポーツ・トレーニングフィールド特設駅伝コースで行われる。

北海道栄女子の松木姉妹がそろって都大路を狙う。姉七光(ななみ、3年)は昨年1区で区間賞を獲得。今年も1区を任される可能性が高く「(高校)最後の駅伝に懸ける気持ちは大きい。今年も個人の区間賞は絶対目標。少しでも差をつけて、ほかのメンバーに渡せるように頑張りたい」。妹希光(のぞみ、1年)も「自分の全力を出し切れるように頑張りたい。駅伝で姉と一緒に全国に行きたい」と目標を描いている。

姉の七光は、9月10日に千歳で開かれたディスタンスタイムトライアル3000メートルで自己ベストを更新する9分31秒46をマーク。東京オリンピック1万メートル7位入賞の広中璃梨佳(21=日本郵政グループ)と同じレースを走った。最後は30秒以上差をつけられたが大きな刺激を受けた。「また頑張ろうという気持ちになりました」。自信を胸に、高校3年間の集大成をみせる。