2年ぶりの優勝旗の贈呈に、選手たちの喜びもひとしおな様子だった。

史上7チーム目となる2連覇を果たしたHondaが、レース後の表彰式で新しくなった優勝旗を受け取った。21年大会覇者の富士通が優勝旗を紛失したため、昨年の表彰式では授与がなかった。

富士通が製作費(約100万円)全額を負担して新たに作り直した優勝旗は、昨年9月にHondaに贈られれ、同社の社内で厳重に保管されていた。この日の表彰式でそれが再び贈られたことについて、6区を務めた中山顕は「(2連覇が)より実感が湧きました。もう1回優勝したいという気持ちになりました」と笑みをこぼした。5区の青木涼真は「ホンダの社内に飾らせていただくことで従業員の皆さんにも優勝を実感してもらえる」と期待した。

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