4区(20・9キロ、平塚~小田原)で駒大と青学大の2強が壮絶なデッドヒートを繰り広げた。

先頭を走る中大・吉居駿恭(1年)を追い、駒大・鈴木芽吹(3年)と青学大・太田蒼生(2年)が食らいつく。14キロすぎでは太田が先頭に立った。そこから鈴木と太田が引っ張り、次第に吉居駿は遅れた。あと1キロのところで太田が飛び出し、青学大が往路で初めて首位に立った。

だが鈴木もすかさず付き、ラスト200メートルからは抜きつ抜かれつのデッドヒート。両者の意地がぶつかり、最後はほほ同着ながら、鈴木が少し前に出て先頭でタスキをつないだ。

駒大、青学大に続き、39秒差で中大が続く展開となった。

また、東京国際大のケニア人留学生イェゴン・ヴィンセント(4年)が59分59秒の区間新記録を樹立した。1年時の3区(21・4キロ=59分25秒)、2年時の2区(23.1キロ=1時間5分49秒)に続き、異なる3区間で新記録という史上初の偉業を達成した。この走りで8人を抜き、4位に浮上した。

【箱根駅伝 往路ライブ速報】はこちら>>