2016年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)陸上男子400メートルリレー銀メダリストで、4大会連続五輪出場を目指す飯塚翔太(31=ミズノ、御前崎市出身、藤枝明誠高出)が、静岡県「スポーツアンバサダー」に就任することが決まった。

県はスポーツでの地域活性化を目的に「スポーツコミッションShizuoka」を4月に設立。大会や合宿誘致の支援、集客イベントへの参加、人材育成等に取り組む中、アンバサダーが団体の「顔」としてPR役に努める。

このほど県庁を訪れた飯塚は、川勝平太知事(74)と面談。アンバサダー第1号の就任要請に「ありがたいです」と快諾した。さらに子供の教育施策を協議する有識者として「地域自立のための人づくり・学校づくり実践委員会」の委員就任も快く受け入れた。「経験したことを可視化し、伝えることが自分の役目。他県から、静岡のスポーツの取り組みがすごいと思ってもらえるよう頑張りたい」と意欲を示した。【山口昌久】