第100回箱根駅伝(来年1月2、3日)挑戦を、大阪経済大が前向きに検討していることが10日までにわかった。

陸上部長距離の木村哲也ヘッドコーチ(HC、34)は「(箱根予選会に)エントリーしようかという話はしている」と明かし「学生の意見を聞いて、出たい選手が10人くらいそろえば」と新たな1歩へ意欲を示した。

関東学生陸上競技連盟は昨年6月、100回を記念して、参加資格を全国に広げることを発表。大阪経済大が手を挙げれば、立命館大に続いて関西2校目となる。

同大学は、昨夏行われた全日本の関西地区選考会で、関西の名門・関学大、立命館大などを抑えてトップ通過した実力派。全日本では、関東地区以外では2番手となる17位に入っている。

10月9日に出雲駅伝があり、箱根予選会は中4日の同14日開催予定と、過密日程。木村HCも「出雲と全日本の2つの駅伝に出場することが最初のスタートライン。そこを一番の目標としている」と話しており、ハードルは低くはない。それでも、挑戦の場が与えられたことを前向きに捉え、今後につなげる意気込みだ。