名アスリートが一流の経験と技術を伝える「VICTORYスポーツ教室」(主催・日刊スポーツ新聞社ほか、協賛・トンボ)が12日、岡山・赤磐市立高陽中学校で開催され、陸上元日本代表の朝原宣治氏(50)が講演会と実技指導を行った。

朝原氏は全校生徒、教職員ら約300人に「諦めなければ、夢はかなう」と題し、映像を交えながら講演。五輪4回出場の朝原氏だが、陸上競技を始めるきっかけは高校時代の走り幅跳びだったことや妻奥野史子さんとの出会い、そして奥野さんの活躍に触発されて五輪を目指すことになったエピソードを披露。「自分が何をしたいのかを考え、そして行動に移すことが大事」と、締めくくった。

また実技指導は2部に分けて開催。腕の振りを良くするための肩を回す運動を皮切りに、最後は生徒たちの質問に実際の動きを見せながら答えるなど2時間にわたり、熱心に指導した。

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