日本選手権で19年以来4年ぶりにオープン参加のキャラクター50メートルが行われた。

エントリーは4体。

3レーンは日本陸連のアスリオン。「このために4年間、頑張ってきた。3連覇を目指します」。

4レーンは地元大阪からセレッソ大阪のロビー。「長居は僕のホーム、ガンバってアジア大会に出るで」。

5レーンは同じくセレッソ大阪からマダム・ロビーナ。「服は地味ですが、走りで目立つように頑張ります」。

6レーンはラグビーNTTドコモレッドハリケーンズ大阪からレッドハリー。「ゴール前の混戦は得意。絶対にタックルで止めてやる」。

スタート前のコールではアスリオンがウサイン・ボルトの「イナズマポーズ」で観客をあおった。

ゴール地点で25年大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」が待つ中で、本番同様の「オン・ユア・マークス」がかかった。 しかし1回目のコールでは、レッドハリーが右によろけたことで注意が与えられて仕切り直しとなった。

2度目で、4体が一気に飛び出した。

先行したのはロビー。2番手のアスリオンを引き離してそのままゴールした。

ロビーはゴールすると、ジャンプして両手を広げるポルトガル代表FW、Cロナウドのゴールパフォーマンスを連発して、喜びをアピールした。

ロビーは「勝ててめっちゃうれしい。でもそれよりもうれしいのは新しい友達ができたこと。お客さんが応援してくれたこと」。

激しい勝負を見守ったミャクミャクは「未来を変える熱いレースに感動した。2025年万博で多くの人に会えることを楽しみにしている」と呼びかけた。

◆公式記録は以下の通り

キャラクター50メートル(向かい風0・7メートル)

1位ロビー   10秒49

2位アスリオン 11秒72

3位ロビーナ  11秒86

4位レッドハリー11秒90

※キャラクターの発言は、すべて司会者を通じてのコメントです。

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