明治大(明大)体育会競走部は1日、山本佑樹駅伝監督が辞任し、現副監督の山本豪氏が新たに駅伝監督に就任すると発表した。

山本豪新監督は競走部のホームページを通じ、コメントを発表。「8月1日より駅伝監督を拝命することとなりました。箱根駅伝予選会まで3か月もない時期での監督交代ということもあり不安はございますが、決意を新たに、学生たちと大きな目標に向かって取り組んでまいります。また、現役選手、社会人として活躍されている競走部OBの皆様のお力をお借りしながら、コーチとして20年間学ばせていただいた経験も活かして行けたらと考えております」などと決意を表した。

山本豪新監督は日本大(日大)時代に日本選手権1500メートルで優勝。箱根駅伝にも3度出走した。卒業後はエスビー食品で陸上競技を続け、03年に現役引退。同年から明大競走部の長距離コーチを務め、18年から副監督に就任していた。

明大は今年1月の箱根駅伝で12位。21年から3年連続でシード権獲得を逃した。今年6月の全日本大学駅伝関東地区予選会でも10位となり、11月の本大会への出場切符をつかめなかった。