男子200メートル準決勝直前にアクシデントが発生し、トラブルの影響を受けたアンドリュー・ハドソン(ジャマイカ)が20秒38で組5着となった。

今大会は練習用のサブトラックから試合会場までの移動手段として、カートが用いられている。日本の飯塚翔太(32=ミズノ)や今大会100メートル金メダルのノア・ライルズ(米国)らもカートで移動していたが、他のカートと衝突。ハドソンはガラスの破片が目に当たったという。

レース後に飯塚は「どっちもブレーキしなくて。普通にノンストップでボンッと」と事故の状況を説明。「ライルズが『決勝を走らせろ』とめっちゃ怒っていて」と明かした。

世界陸連は準決勝後に事故の状況と対応を発表。「選手1人(ハドソン)とボランティアスタッフが検査を受け、選手は出場を許可された。彼は最終組(3組)に出場し、ボランティアも問題ない」としている。