住友電工陸上競技部は1日、岩水嘉孝氏(44)が長距離部門のヘッドコーチに就任したと発表した。

同社を通じ「競技に打ち込める環境をいただけることに感謝し、渡辺監督のもと新たな歴史を作れるよう、世界を目指す強いチームを、選手・スタッフと共に作っていきたいと思います。引き続き変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願いいたします」とコメントした。

岩水氏は3000メートル障害で活躍し、日本選手権では01年からの5連覇を含む計8度の優勝。03年には当時の日本記録となる8分18秒93をマークし、現在でも日本歴代2位の記録となっている。13年に現役引退後は、資生堂ランニングクラブでコーチ、ヘッドコーチ、監督を歴任。22年クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)では16年ぶり2度目の優勝に導いた。