関東学生陸上競技連盟(関東学連)は2日、1日付で従来の任意団体から一般社団法人と改組したと発表した。役員を改選し、会長に東海大名誉教授の植田恭史氏(68)、駅伝対策委員長に青学大長距離監督の原晋氏(57)が就任した。

青学大を7度の総合優勝に導いた原監督は、かねて箱根駅伝の全国化を主張。従来は関東学連の加盟校のみに参加資格が付与されてきたが、今年1月の第100回大会では初めて全国の大学に門戸が開かれた。しかし、来年1月の第101回大会は、再び関東学連の加盟校のみによって開催されると発表されている。

駅伝対策委員長は14年から昨年度まで、山梨学院大顧問の上田誠仁氏(65)が務めていた。