日本陸連は4日、セイコーゴールデングランプリ(GGP)陸上2024東京(5月19日、東京・国立競技場=日刊スポーツ新聞社ほか共催)の女子やり投げに、昨年8月の世界選手権でフィールド種目では日本女子初となる金メダルを獲得した北口榛花(26=JAL)が出場すると発表した。

昨年の同大会は61メートル34で4位となったが、世界選手権では66メートル73で優勝。同9月には世界最高峰のダイヤモドリーグ(DL)年間上位者で争うファイナルでも日本勢初制覇を達成した。すでに今夏のパリオリンピック(五輪)の出場を決めている。

今大会には昨年の世界選手権銀メダルのフロル・デニス・ルイス・ウルタド(コロンビア)や22年世界選手権金メダルのケルシー・リー・バーバー(オーストラリア)らも参戦。男子やり投げでは、前回大会を制したディーン元気(32=ミズノ)らが出場する。

この大会は世界陸連(ワールド・アスレチックス)が主催するダイヤモンドリーグ以外の世界最高となるシリーズ「ワールド・アスレチックス・コンチネンタルツアー」最上位のゴールドとして開催される。