佐々木主浩

殿堂入りパーティーで佐々木主浩氏（右）に花束を贈呈するイチロー

ハマの大魔神が深々と頭を下げた。日米通算３８１セーブを挙げて野球殿堂入りした佐々木の祝賀パーティーはスポーツ、芸能、財界から約８００人、大物、重鎮らが来場し会場を埋め尽くした。冒頭、花束贈呈役としてイチローが現れるとドッと沸いた。並み居るメジャーリーガーを速球と落差のある大魔神フォークで斬りまくったが、０３年米国から撤退、横浜復帰後０５年８月７日現役引退を表明した。祝賀会締めの言葉は「殿堂入りができて初めて親孝行ができた」だった。歴史を築いた大魔神にとって野球殿堂と天国の両親は永遠の存在なのだ。

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＜ＭＬＢ・2014年12月3日掲載＞