本庶佑

ノーベル賞授賞式を終えメダルを手に笑顔の本庶佑先生と妻の滋子さん。
ノーベル賞授賞式を終えメダルを手に笑顔の本庶佑先生と妻の滋子さん。

本庶佑先生が「がん治療法の発見」でノーベル医学生理学賞を受賞。がん治療薬「オプジーボ」の開発につながるタンパク質の発見が評価された。日本が得意とする免疫分野の第一人者。76歳。受賞決定会見では「今一番したいことはゴルフのエージシュート」と答えるほどのゴルフ好き。先生は「教科書に書いてあることを信じない」と結構衝撃的な言葉を口にした。「知りたいという好奇心を持つこと」を第一に掲げる。「典型的な亭主関白で研究にまい進してきた」と言う妻滋子さんも生化学を学んだリケジョ。一番の理解者だ。授賞式にはひときわ目立つ黒紋付き羽織はかまで臨んだ。和服は1968年文学賞の川端康成以来。(^o^)

<ノーベル医学生理学賞・2018年10月28日掲載>