スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで4日に失格となった世界選手権覇者のペテル・サガン(スロバキア)の所属チームが処分を不服として提出した訴えを退けたと発表した。

 ロイター通信によるとチームは6日、処分の即時停止も含めて5日にCASに訴えたことを明らかにしていた。サガンは第4ステージ終盤の競り合いでマーク・カベンディッシュ(英国)を肘で押して転倒させたとみなされて失格となり、カベンディッシュは負傷でレースを棄権した。