今村駿介(25=チームブリヂストンサイクリング)が、男子オムニアムで銅メダルを獲得した。

12年に五輪種目となってから五輪、世界選手権を通じて同種目では日本男子初のメダル獲得となった。「終わってみれば、意外と僅差だったので、ラスト集中していれば虹色(優勝者のみに与えられる着るアルカンシェル)が見えたかな」と苦笑い。それでも表彰式でメダルを手にし「オムニアムで取れたことは大きいですね」と喜んだ。

最後の第4種目ポイントレースは、メイン集団を周回遅れにして大量得点ができるラップポイントの獲得者が続出する大乱戦に。今村も積極的に飛び出し、最終的には4度のラップポイントを獲得して上位争いに加わった。さらに、6位で迎えた残り10周直前、電光掲示板の得点が突如修正され、今村が一気に2位へと浮上。色めき立つ日本チームの声援を受け、銅メダルを手にした。

オムニアムは、中距離4種目(スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレース)を1日で行い、最終的なポイントで順位を決める競技。12年から五輪種目となり、20年の世界選手権では女子の梶原悠未が金メダルを獲得。梶原は東京五輪でも銀を獲得するなど、一躍注目される競技となった。テンポレースやポイントレースではメイン集団を周回遅れにすると1回につき20ポイントの大量得点が可能で、逆転劇が起きる。