アルベルト・コンタドール(スペイン)が所属するサクソバンク・サンガード(デンマーク)は21日、チーム公式サイトで宮沢崇史(33=ファルネーゼビーニ・ネーリソットリ)と来季から1年契約を結んだことを発表した。同サイトでビャルヌ・リース監督は「宮沢はプロチームの一員になる実力を持った選手。常にチームの勝利のために貢献する意志を持っている。同時に誠実な素晴らしい人間だ」とコメントしている。

 宮沢はチームNIPPO所属の2010年にロードレース日本選手権で優勝。今季からプロコンチネンタルチームのファルネーゼビーニ・ネーリソットリに移籍し、9月に行われたベルギーのイゼヘム・クルスで優勝。パリ〜ブリュッセルでは5位と大健闘した。宮沢は同サイトで「トップレベルのチームの一員、それもサクソバンクというチームの一員になれてワクワクしている。これが初めてのプロチームだが、欧州では何年も走っているし新人ではない。来季の目標はもちろんチームの勝利に全力で貢献することだが、勝つチャンスがあれば勝ちに行く。来季のスタートが楽しみだ」とコメントしている。

 宮沢は22日から宇都宮で開催されるジャパンカップに、新城幸也(ヨーロッパカー)土井雪広(スキル・シマノ)らとともに日本代表として参加する。