<全国高校総体:バレー>◇女子予選グループ戦、敗者復活戦◇8日◇東京体育館

 バレー女子がスタート。東京体育館ほかで予選グループ戦、敗者復活戦が行われた。今年1月の春高バレー3位の東京都市大塩尻(長野)は予選グループ戦で西邑楽(群馬)と対戦。第1セットを落としたが2、3セットを連取して勝ち上がった。岡田隆安監督は「自信のないプレーの連続で最悪だった。リードするとミスで連続失点してしまう、いつものパターンが出てしまった。それにしてもまず勝つことが出来て良かった」とほっと胸をなで下ろしていた。

 チームをけん引したのは高相みな実主将(3年)。164センチと小柄だが、最高到達点は294センチ。相手ブロックの上から打ち下ろすスパイクは強烈で、1人で19点。「全国大会初出場の子が多いので、自分がやらなければという意識が強すぎて空回りした部分もありました。次からは冷静にチームを盛り上げていきます」と話した。8日は18回目の誕生日で、応援席から「ハッピーバースデー」と祝福され、両手を上げて応えていた。