ラグビーW杯の統括責任者アラン・ギルピン氏が10日に都内で会見を行い、建設費問題などで揺れている新国立競技場の完成に期待を寄せた。

 8日に来日したギルピン氏は、ラグビーワールドカップ2019組織委員会や日本スポーツ振興センター(JSC)と協議を重ね、「09年に日本での開催が決まった時から話し合っていること。計画に変更はつきものだ。素晴らしい会場になることを確信している」と力強く語った。日本で開催される19年W杯では、同競技場で開幕戦と準決勝、決勝を行うことが決まっている。