1次リーグ最終戦が行われ、日本はチェコに71-87で敗れ、2戦2敗のB組最下位で敗退し、五輪出場を逃した。

 世界ランキング48位の日本は同42位のチェコに序盤からペースを握られ、35-48で前半を終えた。18得点の辻(川崎)や10得点、7リバウンドの渡辺(米ジョージ・ワシントン大)らの奮闘もあったが、点差を詰めることができなかった。

 8日の準決勝では世界ランキング6位の地元セルビアがチェコ、プエルトリコはラトビアと対戦することになった。

 ◆長谷川健志・男子日本代表監督 「攻撃では若干いいところを見せることができたが、守備で注意していた展開から点数を取られてしまった。それでも、日本が世界の舞台で2試合できたことは、非常に勉強になった」。

 ◆田臥勇太 「負けてしまったが、いまの日本の力は出し切った。得点には結びつかなかったが、試みてやろうという意識は、(ラトビアに大敗した)1試合目よりは持てたと思う」。

 ◆比江島慎 「結果は満足できるものではないが、いまの日本の現状はこれだし、みんな自分の出せる力は出せたと思う」。