柔道の世界選手権(8月開幕、ブダペスト)男子100キロ超級代表、王子谷(おうじたに)剛志(24=旭化成)がデータを駆使した“ID柔道”で世界一を狙う。

 4日、都内で全国少年大会に出場する小学生を指導。以前からヤクルトなどで監督を務めた野村克也氏の大ファンで同氏の著書「野村ノート」などを熟読し、その野球理論を柔道に生かすことを研究している。愛称のジタニから「ジタニノート」の作成も検討中で「国際大会になると相手はでかくて怖い。情報戦になる」と強調した。