バスケットボール男子のBリーグの大河正明チェアマンは10日、東京都内で行われた理事会後に記者会見し、7日に終了したレギュラーシーズンの平均入場者数が2リーグ統合前の昨季比で約3割増となったことに触れ「万々歳ではないが成長を遂げられた。来年も増やしたい」と評価した。

 理事会では今季3部(B3)だったライジングゼファー福岡と金沢武士団(サムライズ)の来季2部(B2)加入が承認された。B2は東京エクセレンス、鹿児島レブナイズがライセンス不交付となったが、来季も18チームの構成となる。資金難に陥っていた鹿児島は、スポンサー収入増などでリーグからの融資を回避、来季B3での活動を目指してさらなる財政健全化を図ることも報告された。