女子シングルスでは世界ランキング8位でアジア女王の平野美宇(エリートアカデミー)と同6位の石川佳純(全農)が3回戦に進んだ。伊藤美誠(スターツ)、佐藤瞳(ミキハウス)、加藤美優(日本ペイントホールディングス)も勝ち、この種目の日本勢は5選手全員が2回戦を突破した。

 同ダブルスの石川、平野組と伊藤、早田ひな(福岡・希望が丘高)組も3回戦に進出した。

 男子シングルスは丹羽孝希(スヴェンソン)が初戦を勝ち上がったが、松平健太(木下グループ)は1回戦で敗れた。

 同ダブルスは第1シードの大島祐哉(木下グループ)森薗政崇(明大)組と、丹羽、吉村真晴(名古屋ダイハツ)組が2回戦を突破した。

 ◆石川佳純 「(シングルス2回戦の相手に)これだけ一方的に勝てたのは初めて。今までとはちょっと違う。自分自身、成長できていると感じる。1試合ごとに良くなっている」。

 ◆吉村真晴 「(丹羽とのペアは)僕のサーブと孝希のレシーブが武器。きょうはお互いに足が動いていた。(初日に)凡ミスが多かったことを反省し、フォアハンドのミスも減ってきた」。

 ◆丹羽孝希 「まだ(相手に)向かっていく戦いができていない。3-0でリードしてから気を抜いてしまった。相手が強くなっていくので、しっかり勝てるようにしたい」。