ラグビー日本代表が20日、都内でアイルランドとの第2戦(24日、東京・味の素スタジアム)に向けて合宿を行い、フッカー堀江翔太主将(31=パナソニック)が「気持ちで勝つ」と気合を入れた。17日の初戦は、主力11人不在の“1・5軍”相手に22-50で大敗。ジョセフ・ヘッドコーチは精神面の甘さを指摘していた。堀江は「車で言うとエンジンがなく、一番大切なことがなかった」と猛省し、「(戦術で)頭を使い過ぎていた。次は気持ちとのバランスを保って勝ちにいきたい」と前を向いた。

 この日は初戦で課題となったスクラムやタックル練習も行った。19年W杯1次リーグで対戦するアイルランドの世界ランクは19日に4位から3位に浮上。堀江は「強いのは当然。短期間での修正力を見せたい」と奮起を誓った。