リオデジャネイロ五輪卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛(28=ANA)が29日、自身のブログで妊娠を発表した。第1子は秋にも誕生する。昨年9月に同五輪の卓球台湾代表江宏傑(こう・こうけつ=28)と結婚。結婚発表会見では現役続行を明言していた。東京五輪代表は慣例なら19年秋の世界ランキングで決定する。日程的には五輪への挑戦は可能になった。

 福原は東京五輪に台湾代表として出場することも可能だ。卓球の場合、21歳以上で国籍変更した場合、世界選手権には出られないが、国際オリンピック委員会(IOC)管轄の五輪は別。台湾の国籍を得て選考を勝ち抜けば、代表にはなれる。卓球関係者は「台湾も強豪だが、今の日本よりはレベルが落ちる。本気で目指せば、日本代表より可能性は高い」と話した。