ラグビーの神戸にも世界的スターがやってくる! トップリーグで14季ぶり優勝を目指す神戸製鋼が9日、神戸市内のグラウンドで「コベルコラグビーフェスティバル」を開催した。同じく神戸を本拠地とするサッカーJリーグのヴィッセル神戸には、ドイツ代表で3度のW杯出場経験を持つFWルーカス・ポドルスキ(32)が6日に来日。一方の神戸製鋼にも、オーストラリア代表でW杯3度出場のバックス、アダム・アシュリークーパー(33)の加入が既に発表されている。

 この日、ステージ上で行われた新加入選手発表では、司会者から「アシュリークーパー選手は8月にチーム合流予定です」とアナウンスがあった。15年W杯決勝のニュージーランド戦にもフル出場した世界的スターは、8月上旬の合流が見込まれている。代表116キャップを持ち、CTB、WTB、FBをこなす決定力のある選手で、ポドルスキ同様に“神戸の顔”としての期待も膨らむ。

 アシュリークーパー抜きのあいさつでは、大阪・常翔学園で花園優勝経験を持つCTB重一生(22)らがファンに思いを伝えた。大学選手権8連覇中の帝京大で育った重は「今シーズン、神戸は必ず優勝します。みなさん会場に来ていただいて、喜びを共有しましょう」とキッパリ。開幕戦は8月18日、ヤンマースタジアム長居でNTTドコモと対戦する。