リオデジャネイロ五輪柔道女子57キロ級銅メダルの松本薫(29=ベネシード)が13日、所属事務所を通じて第1子となる女児を出産したことを発表した。

 書面には「このたびは、長女となる第1子を無事に出産いたしましたのでご報告させて頂きます。おかげさまで母子ともに健康で元気に過ごしています」と報告。今後については「時期を見てトレーニングを再開し、2020年の東京五輪を目指して“ママでも野獣”で復帰したいと思っています。これからは母として畳の上に上がりたいと思いますのでよろしくお願いいたします」と東京五輪の挑戦を宣言した。文末には直筆で「感謝松本薫」と記されていた。

 昨年11月1日に帝京大時代から8年間交際した、料理人で1学年上の一般男性と結婚。相手が同性で結婚後も松本薫となった。リオ大会後は休養しており「子どもは2人欲しい。『ママでも野獣』を目指したい」と、東京五輪への意欲を示していた。