8月31日に行われた柔道の世界選手権男子81キロ級4回戦で右膝を負傷して敗退した永瀬貴規(旭化成)が、3日の男女混合団体戦を欠場する見通しとなったことが1日、分かった。

 全日本柔道連盟の金野潤強化委員長によると、永瀬は日本代表陣と一緒に4日に現地を離れ、帰国後に精密検査を受ける予定。同行するチームドクターの治療を受けているものの、自力での移動は困難な状態だという。

 混合団体は2020年東京五輪での新種目入りに伴い、今大会で初めて実施される。永瀬がエントリーしていた階級区分には、団体戦代表の長沢憲大(パーク24)が出場する予定。