フィギュアスケート男子で平昌五輪出場を狙う村上大介(26=陽進堂)が21日(日本時間22日)、オータム・クラシックが行われるモントリオールの会場で公式練習を行った。

 昨季は秋に左足甲を痛め、シーズン終盤の試合を欠場。氷上での練習を再開したのは今年1月で、ジャンプも4月ごろからようやく跳べるようになった。復活からの初の五輪出場に向け、「とにかく3枠に入れるように。全部が決まる(12月の)全日本選手権に、すごくかけている」と、決意を語った。

 ライバルとの戦いをみすえて、この夏にはこれまでの4回転サルコーに加え、フリップ、ルッツも練習。4回転フリップに関しては「5回中4回」という高確率で決めることができ、同ルッツも「自分にとっては跳びやすい」という。今回はスケート靴が壊れたため、新たな2種類とも回避するが、今季中に導入し、4回転3種類とする見込みだ。