右足甲の故障から復活した村上大介(26=陽進堂)が70・09点をマークした。4回転サルコーで転倒、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も着氷乱れとミスが目立ったが、14年のNHK杯覇者が国際大会に戻ってきた。

 昨季は秋に右足甲を痛め、シーズン終盤の試合を欠場。今年1月から氷上練習を再開し、ジャンプは4月ごろから跳び始めた。18年平昌(ピョンチャン)五輪の出場枠は3。現時点では17年世界選手権優勝の羽生結弦、同2位宇野昌磨に続く3枠目を、田中刑事や無良崇人らと争う立場になっている。