日本アイスホッケー連盟は19日、平昌冬季五輪に出場する女子日本代表が12月前半からフィンランドへ遠征し、五輪初戦で当たるスウェーデンも含まれる5カ国対抗戦に出場すると発表した。他にフィンランド、ロシア、ドイツが出場する。五輪までの強化日程を明らかにし、12月下旬にはロシア、来年1月後半にはドイツ、チェコとの壮行試合を日本で開催する。

 東京都内で記者会見した同連盟の水野明久新会長は「スマイルジャパン(女子代表)の成長は著しく、平昌では上位を狙えるまでの力がついてきた。メダルを取っていただきたい」と大きな期待を寄せた。山中武司監督は「(五輪で)いい戦いをできるという確信を持てる大会にしたい」と遠征の狙いを語った。