女子1000メートルで短距離のエース小平奈緒(31=相沢病院)が、1分13秒99で同種目のW杯初優勝を果たした。

 前日までの500メートルで2連勝を果たした勢いに乗り、スタートから積極的なレースを展開。200メートル、600メートルの通過すべてでトップに立ち、リンク記録に0秒09に迫る好記録でフィニッシュ。

 小平は「低地のリンクで1分13秒台を出せ、まずまずいい結果だった。やるべきことはまだたくさんあるが、シーズン前から頭にあったタイムなので、次への勢いになる」と振り返った。

 今大会3冠で、来年2月の平昌五輪での複数メダル獲得を視界にとらえた。1500メートルを制した高木美帆(23=日体大助手)も1分14秒45で2位に入り、好調の日本勢のワンツーフィニッシュとなった。