スノーボード女子ハープパイプの世界選手権銀メダルの松本遥奈(24=クルーズ)と同4位の大江光(22=バートン)が21日、成田空港発の航空機でW杯第2戦が行われる米国へ出発した。

 W杯9月の開幕戦は8位と不完全燃焼だった松本は「悪いコンディションではない。いい成績を残せれば」と語った。技の中で板をつかむ「グラブ」などの調整に重点を置いてきた。「練習してきたことを演技できるようにしたい。思うような内容の滑りができれば、おのずと順位は付いてくる」と語った。

 W杯開幕戦5位の大江は「決勝に進むだけでなく、表彰台争いができるようにしたい。もう1歩上に上がれるように頑張りたい」と力を込めた。日頃から「スタイルやかっこよさ」を追求する初の五輪出場を目指す22歳。課題となる「高さをプラスして、かっこいい滑りをしたい」と話した。