フィギュアスケート男子の宇野昌磨(19=トヨタ自動車)が6日、3年連続出場となるグランプリ(GP)ファイナル(7日開幕、名古屋・日本ガイシアリーナ)の本番会場で公式練習に臨んだ。フリー「トゥーランドット」の曲をかけての通し練習ではジャンプをスルーする場面が多かったが、その後に4回転フリップなどを念入りに確認した。

 名古屋市出身の宇野にとって、今大会は地元での大舞台。GPファイナルは2年連続3位で、それ以上の活躍にも期待がかかる。地元開催については「僕にとっては期待に応えないといけないなと思っていて、それ以外には特にないです」と苦笑い。「たくさん期待されるイメージなので、その期待に応えられるように、変な演技はしないようにしたい」と意気込んだ。