長崎南山がBシードの目黒学院(東京第1)に惜敗した。相手の起点となるNO8ハラシリ・シオネ(3年)をマークする作戦だったが城野昌和監督(40)は「想像以上に力強かった」と振り返った。

 自慢のBK展開に何度も持ち込もうとしたが、留学生らの強靱(きょうじん)なフィジカルでことごとく阻止された。後半22分のトライで1点差まで詰め寄ったが、あと1歩届かず。城野監督は「悔しいです。来年は今年以上のチームを目指す。FWは前に出て、BKでも仕留められるようにしたい」と再起を誓った。