シード校が登場し、元日に行われる3回戦の顔ぶれがそろった。

 「史上最強のノーシード」を合言葉に36度目出場で初めてのシードなしで臨んだ常翔学園(大阪第3)は、Bシード石見智翠館(島根)に33-43で屈し、花園での年越しを果たせなかった。2大会連続の優勝を狙う東福岡は、前半14-7と苦戦しながらも初出場の昌平(埼玉)を68-7で退けた。

 兄弟校対決となったBシード国学院久我山(東京第2)-国学院栃木は48-14で久我山が意地を見せ、前回準優勝の東海大仰星(大阪第2)は57-12で熊本西を下した。郡山北工(福島)は終了間際のトライで12-12と追いつき、土佐塾(高知)との抽選の末に3回戦に進んだ。

 18年1月1日に行われる3回戦には、他に日本航空石川、桐蔭学園(神奈川)、報徳学園(兵庫)、尾道(広島)、中部大春日丘(愛知)、目黒学院(東京第1)、秋田工、大阪桐蔭(大阪第1)、佐賀工、流通経大柏(千葉)、京都成章が歩みを進めた。