バドミントン日本代表の嘉村健士(27)、大堀彩(21=ともにトナミ運輸)ら5人が13日、出場するマレーシア・マスターズ(16~21日、クアラルンプール)とインドネシア・マスターズ(23~28日、ジャカルタ)に向けて羽田空港を出発する前に意気込みを語った。

 2017年12月の全日本総合選手権女子シングルスで準優勝しA代表入りした大堀彩(21=トナミ運輸)は、A代表としての初戦に「気持ちで負けないように100%の力を出す。東京五輪に向けて1試合も無駄にできないので、今年は世界ランキング10位以内に入れるように頑張りたい」と意気込んだ。

 男子ダブルス17年世界選手権銅メダリストでマレーシア・マスターズに出場する嘉村健士(27=トナミ運輸)は、「昨年を上回るためにも、全部の大会で優勝する気持ちで臨む」と力強く言った。年末年始は佐賀・唐津市の実家で過ごし、母校の熊本・八代東高でもバドミントンをした。「地元の皆さんにも応援してもらっているんだなと感じましたし、東京五輪へ期待にも応えられるようにしたい」とさわやかな笑みを浮かべた。

 違法賭博問題で強化指定から外れ、日本代表に今季復帰した男子シングルスの桃田賢斗(23=NTT東日本)は、左足首捻挫のため、マレーシア・マスターズとインドネシア・マスターズを欠場する。