国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(64)は4日、韓国・平昌(ピョンチャン)で開かれた理事会後に会見し、ボクシングを東京五輪の実施競技から除外する可能性を明らかにした。

 ボクシングが20年東京五輪から除外される可能性が出てきたことを受け、12年ロンドン五輪ミドル級金メダルで現WBA世界同級王者の村田諒太は「そう(除外)なったら僕自身、非常に残念」との心境を口にした。問題視されている国際ボクシング協会(AIBA)の判定に関しては「透明性はしっかりしてほしい」と注文した。