ラグビーの世界的強豪、南アフリカ代表の関係者が16日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場となる静岡県袋井市の静岡スタジアムを訪問した。

 ラグビーディレクターのヨハン・エラスムス氏は自然に恵まれた競技場を視察し「緑に囲まれた環境は珍しい。素晴らしい」と評価した。

 南アフリカは過去にW杯を2度制した。3位となった15年大会は1次リーグで日本に敗れたこともあり、エラスムス氏は「日本で勝ちたい。3度目の優勝を目指す」と意気込んだ。同スタジアムでは1次リーグの日本-アイルランドなどが行われ、南アフリカはイタリアと戦う。エラスムス氏は15日、愛知県豊田市の豊田スタジアムも視察した。