2月26日、バルセロナ合同テスト初日の開始前に、ホンダが今季からパワーユニットを供給するトロロッソが2018年のF1世界選手権を戦うマシンSTR13を発表した。

 ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートリーの両ドライバーに加え、フランツ・トスト代表、ホンダからは開発を統括する浅木泰昭執行役員、現場運営を統括する田辺豊治テクニカルディレクター、ホンダ本社モータースポーツ部長の山本雅史らが出席した。

 マシンSTR13は昨年型からの正常進化型ながら、パワーユニットメーカーと直接やりとりし詳細を決められるワークスチームとしての立場をフルに活用し開発された。

 トロロッソはすでに2月21日にイタリア国内で新車をシェイクダウン済み。ここでも完全にノートラブルで2人のドライバーが走行したといい、26日に始まるテストでは初日から可能な限り走行距離を稼いでデータ収集を進める予定だ。(米家峰起通信員)