平昌(ピョンチャン)五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(31=相沢病院)が28日、世界スプリント選手権(3月3~4日、中国・長春)への出発前に羽田空港で取材に応じた。

 26日に韓国から帰国した後は、解団式や報告会などに出席。日本選手団の主将として多忙な時間を過ごしてきた。わずか1日半の日本滞在となったが、「レースまで日にちがないので、自転車で体を動かして気持ちを切らさずにこれた」と集中力を持続させてきた様子。

 昨季、日本人女子として初めて総合優勝を果たし、連覇がかかる世界スプリント選手権に向けては、「五輪の金メダルに執着せず、自分の目指していることを見失わないようにしたい。リンクレコードが目標」と意気込みを語った。