平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の女子500メートルで金、1000メートルで銀メダルに輝いた小平奈緒(31=相沢病院)が、総合2連覇を逃した。体調不良で最終種目の1000メートルを棄権した。

 女子500メートルは37秒72。前日の37秒23よりもタイムを落としたが、前日の1回目に続いて1位。この種目は昨季から27レース無敗となった。最終1000メートルの結果で連覇は目前だったが、まさかの体調不良に屈した。

 平昌五輪の日本選手団主将としての重責を果たし、五輪終了後は日本に2日間滞在しただけで、休む間もなく中国遠征へ。「知らない間にたまった疲れが結構ある」ようで、2日から風邪気味で微熱もあったという。