卓球の日本リーグ実業団連盟は5日までに、10月開幕の新リーグ「Tリーグ」に所属選手の出場を許可することを決めた。日本リーグの開幕が4月に迫るため、今季は両リーグの併用を容認。来季以降に関しては規定の設置を含め再検討していく。

 40年の伝統を誇る日本リーグには男子17、女子15チームが所属。先月、名門協和発酵キリンのエース上田仁(26)が退社し、Tリーグ参戦を示唆した。他にも複数の選手がTリーグに関心を示す。日本リーグとしては今季、同時出場を可能にすることで、混乱を避けたい考えだ。日本リーグは昨秋、20年までの継続を決め、Tリーグへの移行は早くても21年以降とする方針を決めていた。