2014年ソチ冬季五輪のノルディックスキー距離男子50キロフリーで金メダルを獲得したアレクサンドル・レグコフ(ロシア)が6日、引退する意向を明らかにした。ロシアメディアが報じた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は昨年11月、ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受け、ロシア選手の検体を再検査した結果としてレグコフを失格処分とし、五輪から永久追放すると発表。スポーツ仲裁裁判所(CAS)は今年2月、IOCの処分は証拠不十分として処分取り消しの裁定を発表したが、IOCは平昌冬季五輪への参加を認めなかった。