世界ランク4位の日本が同5位の英国を53-46(12-9、14-11、13-13、14-13)で破って優勝した。

 第1ピリオド(P)立ち上がりに池崎大輔(40)が7本続けてトライを決めてペースを握り、池透暢主将(37)の効果的なロングパスなどで着実に加点。厳しいディフェンスで英国の反撃を食い止め、最終第4Pまで1度もリードを許すことなく快勝した。

 英国とは4カ国2回戦総当たりの1次リーグで1点差負け、3点差勝ちの1勝1敗だったが、3度目の対戦で最多の7点差をつけて決着をつけた。

 リオデジャネイロ・パラリンピックで銅メダルを獲得した日本は、昨年2月に就任した米国人のケビン・オアー監督(49)の下、20年東京での金メダルを目指して強化中。今年の最大目標である8月の世界選手権(オーストラリア)へ弾みのつく優勝になった。

 日本の今大会の試合結果は以下の通り。

 <1次リーグ>▽24日 ○57-29スウェーデン(世界6位)、○47-45フランス(世界7位)

 ▽25日 ●50-51英国、○59-29スウェーデン

 ▽26日 ○52-41フランス、○48-45英国

 <決勝>▽27日 ○53-46英国