日本トップリーグ連携機構社員総会が29日、都内で行われて、川淵三郎会長、森喜朗名誉会長、日本社会人アメリカンフットボール協会の深掘理一郎理事長らが出席した。会の冒頭では、川淵会長が「アメリカンフットボールで相当問題を起こしました。レスリングもその前に栄ヘッドコーチの問題が起きて。スポーツ界全体が『ガバナンス、スポーツマンシップをどう考えているのだろう?』と世の中の風潮になっている」と厳しく指摘した。

 続けて、森喜朗名誉会長があいさつ。「今ほどボールゲームが国民に定着されている時はない。私は(テレビ放送の)Jスポーツを夜の3時まで見ている」と発言。その上でアメリカンフットボールの話題について「アメフットは常軌を逸していますが」と触れた。最後は「若い指導者がどうやって、後輩にきちっとスポーツマンシップを教えていくか、問われている」と締めくくっていた。