2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会による競技体験プロジェクト「東京2020 レッツ55(ゴーゴー)」が16日、東京・江東区のららぽーと豊洲でスタートした。

 55は東京大会で実施される全競技数。今回はスケートボード、空手など五輪13、5人制サッカー、パワーリフティングなどパラ8の計21競技が19日まで体験できる。

 オープニングイベントにはスポーツクライミングの大場美和(20)車いす卓球の渡辺剛(45)とともに12年ロンドン五輪卓球女子団体銀メダリストの平野早矢香さん(33)も参加。平野さんは車いす卓球に挑戦し、卓球ブースでは子どもたちも指導した。

 組織委員会の室伏広治スポーツディレクター(43)が「楽しんでスポーツを知ることができる。社会とスポーツの距離を縮めるイベント」と話せば、平野さんも「いろいろなスポーツができるのは楽しい。子どもたちにたくさん経験してほしい」と話していた。