バクー市内にはインスタ映えを意識した撮影スポットがたくさんある。観光客や若者には「BAKU」「LOVE」などの巨大文字のオブジェが人気だが、柔道関係者は会場内の土産店にある民族衣装をまとった“マネキン美女”と2ショット撮影をしている。

ゴツイ体の選手たちが、スカーフをかぶり化粧ばっちりの美女とにやけている姿を見てほっこりした。さらに、マネキンは180マナト(約1万2000円)で販売中とのことで驚きだ。店主から「1年間は売れてないよ。うちの看板娘だよ」と自虐ネタで返され、一本取られた。【峯岸佑樹】