全米覇者、世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が敗れ通算0勝2敗となったが、1次リーグ突破に望みを残した。ウィンブルドン覇者で、同2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に4-6、7-5、4-6のフルセットで敗れた。しかし、続く試合で、同6位のスティーブンス(米国)が同9位のベルテンス(オランダ)に勝ったため、26日に行われる予定の大坂-ベルテンス、スティーブンス-ケルバーの試合の結果に、準決勝進出者がかかることになった。

主な一問一答は次の通り。

-追いついて、流れはあった。

大坂 第1戦と同じような試合だった。第1サーブがあまり入らなくて。なぜ入らないか、本当に分からないんだけど。

-疲れが原因か。

大坂 全米から東レまでは本当に良かった。でも、北京で崩れて、それ以来、リズムがつかめない。

-最終セットは何が違ったのか。

大坂 最初から守ってしまった。相手が拾ってくると感じて、ライン、ぎりぎりにも狙ってしまった。

-2試合で、ラケットを投げたり、感情的になったりしていたが。

大坂 自分は完璧主義者だから、自分で自分に多くのことを期待してしまう。そして、他の人も期待するから、期待は2倍になる。いろんなものを心に抱えて、それが爆発してしまうの。

-全米の時は我慢ができて、今回は我慢が難しいのはなぜ。

大坂 我慢しなくちゃいけないときは我慢すべきだとは分かっている。ただ、1時間ほどの短い試合が好きだし、今回みたいに2時間以上の長い試合は新たな経験だわ。