世界11位の錦織圭(28=日清食品)が、16年2月のメンフィスオープン以来2年8カ月ぶりの優勝を逃した。同8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に3-6、6-7で敗れ、メンフィスオープン以降、決勝で9連敗となった。優勝していれば、29日発表予定の最新世界ランキングで10位になる予定だった。
次戦は29日開幕のパリ・マスターズに出場予定。
錦織 | 0 | 3-6 6-7 - | 2 | アンダーソン |
- 男子シングルス決勝 表彰式で悔しそうな表情を見せる準優勝の錦織圭(左)。右は優勝したケビン・アンダーソン(撮影・PIKO)
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
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錦 織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 | 6 | ||||||
アンダ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 7 | 7 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
▼タイブレーク アンダーソンが3連続ポイント。錦織も2ポイントを返すが、再びアンダーソンが強烈なフォアハンドショットを決め4ポイント目、続けてのライン際へのサーブがチャレンジの末にインの判定となり5ポイント目。錦織もサービスポイントで3ポイント目を奪うが、最後はアンダーソンがセンターへのサービスエースを決め、アンダーソンが勝利
▼第12ゲーム アンダーソンのサーブ。40-15から錦織のリターンがベースラインを割り、アンダーソンがキープ
▼第11ゲーム 錦織のサーブ。40-0からサービスポイントを奪い、ラブゲームでキープ
▼第10ゲーム アンダーソンのサーブ。40-30から錦織のショットがネットにかかり、アンダーソンがキープ
▼第9ゲーム 錦織のサーブ。30-40からネット際に出たアンダーソンのドロップショットを錦織が懸命に拾いジュースに持ち込む。最後はアンダーソンのリターンがネットにかかり、錦織が耐えてキープ
▼第8ゲーム アンダーソンのサーブ。ラブゲームでキープ
▼第7ゲーム 錦織のサーブ。ダブルフォールトに続き、スライスショットをネットにかけ-30とされる。3連続ポイントを奪い、最後はベースライン際に強烈なファアハンドショット。返すのがやっとだったアンダーソンのショットがネットにかかり、錦織がキープ。錦織がガッツポーズを見せる
▼第6ゲーム アンダーソンのサーブ。40-0からサービスポイントを奪い、ラブゲームでキープ
▼第5ゲーム 錦織のサーブ。40-30からバックハンドのショットを決めキープ
▼第4ゲーム アンダーソンのサーブ。ジュースの末、最後は強烈なサービスポイントを奪いキープ
▼第3ゲーム 錦織のサーブ。40-0からアンダーソンのショットがネットにかかり、ラブゲームでキープ
▼第2ゲーム アンダーソンのサーブ。40-15からサービスポイントを奪いキープ
▼第1ゲーム 錦織のサーブ。40-0からサービスポイントを奪い、ラブゲームでキープ
- 男子シングルス決勝 アンダーソンにリターンを放つ錦織圭(撮影・PIKO)
- テニス エルステバンク・オープン 男子シングルス決勝 錦織圭と対戦するケビン・アンダーソン(撮影・PIKO
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦 織 | ○ | ○ | ○ | 3 | ||||||||||
アンダ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 6 |
◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク
▼第9ゲーム アンダーソンのサーブ。4度のジュースの末、最後は錦織のショットがネットにかかり、アンダーソンが第1セットを先取
▼第8ゲーム 錦織のサーブ。0-15から3連続ポイントを奪った錦織が、最後はサーピスポイントを奪いキープ
▼第7ゲーム アンダーソンのサーブ。ジュースの末、キープ
▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-0からフォアハンドのショットを決め、ラブゲームでキープ
▼第5ゲーム アンダーソンのサーブ。40-15からサービスポイントを奪いキープ
▼第4ゲーム 錦織のサーブ。15-40となったところでラケットを交換。フォアハンドのショットでポイントを返すとガッツポースを見せる。8度のジュースの末、最後は長いラリーから錦織のショットがベースラインを割り、アンダーソンがブレーク
▼第3ゲーム アンダーソンのサーブ。0-15から錦織がアンダーソンの脇を抜く鮮やかなリターンエース。40-30から錦織のリターンが返らず、アンダーソンがキープ
▼第2ゲーム 錦織のサーブ。2度のジュースの末、アンダーソンのリターンに対し前に出てボレーショットを決めた錦織がキープ
▼第1ゲーム アンダーソンのサーブで試合開始。40-30から錦織のバックハンドでのリターンがべースラインを割り、アンダーソンがキープ
▼試合前 コイントスに勝った錦織がレシーブを選択